七夕賞の予想2016

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七夕賞は荒れるのか?過去の配当データから検証。

七夕賞,荒れる

七夕賞は荒れる」というフレーズをよく見るがホントウだろうか?夏競馬のハンデ戦というだけで荒れるイメージがついているだけではないだろうか?七夕賞は穴党に人気のレースらしいが実際ホントウに荒れるレースなのだろうか?今回はそんな疑問を解決するために実際に過去のデータを参照しながら検証していきたいと思う。

七夕賞1~3着のデータ(過去10年)

1~3着(人気)性齢騎手
2005 1-ダイワレイダース(1人気) 牡6  後藤浩輝
2-トーセンダンディ(8人気) 牡7  江田照男
3-グラスボンバー(3人気) 牡5  勝浦正樹
2006 1-メイショウカイドウ(3人気) 牡7  武豊
2-コンゴウリキシオー(1人気) 牡4  岩田康誠
3-グラスボンバー(2人気) 牡6  勝浦正樹
2007 1-サンバレンティン(6人気) 牡6  後藤浩輝
2-アドマイヤモナーク(2人気) 牡6  安藤勝己
3-ユメノシルシ(3人気) 牡5  吉田豊
2008 1-ミヤビランベリ(7人気) 牡5  吉田豊
2-ミストラルクルーズ(11人気) 牡5  柴田善臣
3-マイネルキッツ(3人気) 牡5  後藤浩輝
2009 1-ミヤビランベリ(1人気) 牡6  北村友一
2-アルコセニョーラ(4人気) 牝5  武士沢友治
3-ホッコーパドゥシャ(2人気) 牡7  内田博幸
2010 1-ドモナラズ(11人気) 牡5  柴田善臣
2-アルコセニョーラ(6人気) 牝6  武士沢友治
3-サンライズベガ(1人気) 牡6  松岡正海
2011(※1) 1-イタリアンレッド(7人気) 牝5  中舘英二
2-タッチミーノット(2人気) 牡5  三浦皇成
3-アニメイトバイオ(4人気) 牡5  後藤浩輝
2012 1-アスカクリチャン(14人気) 牡5  内田博幸
2-トーセンラー(1人気) 牡4  岩田康誠
3-ミキノバンジョー(7人気) 牡5  太宰啓介
2013 1-マイネルラクリマ(1人気) 牡5  柴田大知
2-トレイルブレイザー(7人気) 牡6  北村宏司
3-タガノエルシコ(14人気) 牡8  田辺裕信
2014 1-メイショウナルト(5人気) セ6  田辺裕信
2-ニューダイナスティ(10人気) 牡5  吉田豊
3-マイネルラクリマ(1人気) 牡6  柴田大知

過去10年の各種馬券の配当金

単勝馬単3連単
2005 310円 3,610円 19,660円
2006 730円 3,820円 9,710円
2007 870円 4,950円 26,210円
2008 1,920円 43,580円 357,690円
2009 460円 3,970円 21,170円
2010 1,980円 23,040円 (※2)91,300円/99,480円
2011(※1) 1,770円 11,100円 84,620円
2012 5,440円 39,270円 591,030円
2013 400円 8,370円 76,040円
2014 1,200円 33,560円 121,740円

(※1)中山開催(※2)3着同着

 

単勝平均:1,508円
馬単平均:17,527円
3連単平均:136,240円

 

1番人気は堅実も…

1番人気の成績は【3-2-2-3】と決して悪くない。複勝率は70%と高めである。実はそんなに荒れないんじゃ?と思うかもしれないが、1~3着の過去データを見てみると、2桁人気の馬が過去10年で5回も絡んできていることがわかる。2回に1回は2桁人気の馬が馬券に絡んでいる計算になる。
確かに1番人気は優秀だが、それ以上に人気薄の好走も目立つレースであることがわかった。

 

高配当も期待できる

単勝馬単3連単の平均の配当金はやはり高め。'08年と'12年が荒れて大きく平均を引き上げているのでそれを除けばそこまで高くはない。
しかし、上記でも記したように2桁人気の馬がよく絡んでくるので、人気薄同士の決着となればかなりの高額配当も期待できる。ただ、'06年のように1,2,3番人気での決着があったりと堅い一面も持ち合わせている。両極端でなかなかつかみ所のないレースと言えるだろう。非常に予想が難しいレースであるが、荒れる時は大きく荒れるので穴党に人気のレースというのもうなずける。

 

今年も混戦模様

今年も前走着順が3着以内の馬が2頭しかいないという、混戦必至のメンバー構成となっている。

枠順

馬番馬名性齢重量騎手
1 1 マイネルディーン 牡6 54.0 柴田大知
1 2 アルフレード 牡6 56.0 北村宏司
2 3 ユールシンギング 牡5 56.0 内田博幸
2 4 フラアンジェリコ 牡7 54.0 田辺裕信
3 5 ランデスバル 牡7 52.0 江田照男
3 6 レコンダイト 牡5 55.0 M.デムーロ
4 7 マデイラ 牡6 52.0 大野拓弥
4 8 メイショウナルト せん7 57.0 津村明秀
5 9 ゲシュタルト 牡8 53.0 吉田豊
5 10 トウケイヘイロー 牡6 53.0 柴田善臣
6 11 グランデッツァ 牡6 57.0 川田将雅
6 12 ステラウインド 牡6 56.0 蛯名正義
7 13 ヒラボクディープ 牡5 56.0 横山典弘
7 14 ゼンノルジェロ 牡7 53.0 熊沢重文
8 15 クランモンタナ 牡6 55.0 田中勝春
8 16 フィロパトール 牝6 52.0 石川裕紀人

 

怪我明け2戦目となるトウケイヘイロー、昨年の覇者メイショウナルトと逃げ馬2頭が好枠に入っており、福島巧者のマイネルディーンや凡走続きから近2戦で調子を上げてきたアルフレードなどが内目に入った。今年も荒れる要素はたっぷりあるように感じる。

 

今年の七夕賞は穴馬から組み立てて高配当を狙ってみると面白いかもしれないぞ。

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